明かりを作る
京都の旅館組合の小冊子の表紙案を作り始めて
何日か経っているが、イメージの方向性がやっと決まった。
本決まりになりそうなものはお見せできないので、ボツ案を。
そもそも京都ってなんか敷居が高くて品がよくて、
なんだか入り込めないイメージがあって、
どちらかというと苦手な町だったんだ。
立派な大阪のおばはんになりかけている私にはちょっと緊張感がある。
大阪の、隣に座ったらお友達。とか、今日の日が一番。
他人にどう思われようと好きなことをする。安く買った自慢。などなど、
ザ・大阪庶民の感覚には
やっぱりお公家さんの住むエリアな匂いを感じとってしまうんだなー。
ここではこういうこと、言ってはダメ。みたいで息つまる。
でも町並も多くを開発されたとはいえ、やっぱり日本の家屋も残っている。
町屋などの木造家屋からちょっとオレンジかかった光を見ると
何故かホッとしてしまう。
日本の風景はいまやどこに行っても一緒じゃないか。とはよく聞く言葉だけど、
ちゃんと残っているところもたくさんある。
人の住むところには明かりがある。
だから京都でもどこに行ってもホッとするんだな。
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